急にお金が必要になったとき、油断して手持ち以上にクレジットカードを使ってしまったとき。
そんなときには、手数料はかかってしまいますが、「あとから分割」をすると滞納することなく支払いができます。
滞納は一度でもしてしまうと、信用情報に傷がつき、今後の生活の中でローンや携帯電話本体の分割審査に通らなくなってしまう恐れがあります。
なので、油断して手持ち以上にクレジットカードを使ってしまったときは自制・反省して、あとから分割を使って確実に払っていくのが良い使い方だと思います。
そんなあとから分割ですが、多くの会社は回数に応じた手数料がとられてしまうのですが、一部の会社は回数によって手数料無料にできたり、手数料分をポイントバックしてくれたりする、いわゆる「あとから分割」のハードルが低いクレジットカードがあります。
是非この機会に少しでも覚えてもらって、ピンチの時役に立っていただけると幸いです。
分割について
分割はその名の通り、何回かに分けて返済する方法で、現在2種類の分割方法があります。
まず、店頭での分割です。
店頭での分割は、カード会社によりますが、2~60回の分割ができます。
この後の話にもつながってきますが、たいていのカード会社は2回払いまでは手数料はかかりません。
手数料は3回払いからかかってきて、大体5000円を3回払いにすると総額5100円くらいになります。
店頭で「一括でよろしいでしょうか?」や「一回払いで承ります。」と言われたことありませんか?
これが、分割払いにするならここで申告してくださいね。という質問みたいな言葉です。
んで、分割にする2つ目の方法として、カード会社によって名前は違いますが「あとから分割」という方法があります。
あとから分割は、名の通り明細が反映されてからインターネットや電話から明細ごとに分割に変更できるという方法です。
簡単に言えば、1回の利用分ごとにあとから分割に変更できるよってことですね。
たいていのカード会社は1000円以上の利用であとから分割ができ、だいたい3~60回払いにできます。
正直、店頭で2回払いにできれば分割手数料がかからないので、この記事を読み進める必要はありません。店頭で2回払いを宣言しましょう。
しかし、一部店舗では一括orリボという店舗もあるので、あとから分割って結構存在意義があって、ピンチの時には必須だと思います。
なので、ここからはあとから分割のハードルが低いクレジットカードを紹介します。(一部25歳以下限定)
三井住友カード
三井住友カードは、1000円以上の一括or2回払いの利用分を3~60回払いにできる「あとから分割」を提供しています。
そんなあとから分割なのですが、25歳以下の人は実質手数料無料で利用することができます。
そのキーワードになるのが、「学生ポイント」です。
学生ポイントは現時点では職業・学生にしている人のみが対象ですが、2024年12月から25歳以下を対象にしたサービスに改定されます。
そんな学生ポイントのサービスの1つとして、「分割払い手数料全額ポイント還元」があります。
これは、文字通り分割払いにかかる手数料を全額ポイントバックするよという施策です。
これを用いれば、手数料は払うことになりますが、還元されたポイントを請求充当に充てると実質手数料無料で分割を利用できます。
ただし、ポイントバックは各月1枚合計50000ポイントまでで、繰り上げ返済した場合はポイントバック対象外です。
ビューカード
ビューカードは、1000円×分割回数以上の利用分を分割払いにできる「お支払方法変更」を提供しています。
ビューカードはあとから分割にできる「お支払方法変更」で、2回払いが選択できます。
これがビューカードがあとから分割のハードルが低いクレジットカードといえる理由です。
「分割について」パートで書いた通り、ほとんどのカード会社は2回払いまでは分割手数料無料です。
しかし、ほかのカード会社はそもそもあとから分割で2回払いを選択できません。
そんな中、ビューカードはあとから分割で2回払いをサポートしています。
もちろん、あとから分割でも2回払いは分割手数料無料なので、今回あとから分割のハードルが低いクレジットカードに挙げさせてもらいました。
3回払い以上は有料ですので、使うなら2回払いまでにとどめておくとよいでしょう。
ビューカードはJR東日本のクレジットカードということもあって、新幹線代などの高額決済が多くなると思うのでピンチの時は2回払いを使いましょう。
まとめ
ここまで、あとから分割のハードルが低いクレジットカードを紹介してきました。
もちろん、払えるのであれば一回払い(一括)で支払うのがベストです。
ですが、万が一にもクレカの引き落とし金額が口座残高よりも多いという事態になったり、今月もうこれ以上使いたくないけど、友達の誕生日あるしなぁ…。といったときに覚えておくと役に立つかもしれません。
くれぐれもクレジットカードの使い過ぎにはご注意を。
ご利用は計画的に。
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