(2024/10/04 21:40追記)記事内の図に間違いがあったため修正しました。
10月01日から、JR東日本の東北エリアで先行して開始された「えきねっとQチケ」を利用してみたので、使い方や感想をだらだら書いていきます。
えきねっとQチケとは?
えきねっとQチケは簡単に言えばネットで買えるQRコードチケットです。
今まで、Suica非対応の路線では、現地での切符購入または、えきねっと購入後の切符発券といった方法で乗車することが可能でしたが、それに加え「えきねっと」でQRコードチケットを購入するという方法が増えました。
現時点ではJR東日本の東北エリアの新幹線・在来線に限って購入できます。
例えば宮城・仙台から青森・本八戸といったルート。
Qチケ開始以前でも、東北新幹線 仙台 – 八戸間の切符はえきねっとから購入可能で、eチケットを用いればチケットレスでの乗車が可能でした。
しかし、八戸線 八戸 – 本八戸間は現地で切符を購入、またはえきねっと購入でも切符の発行が必須でした。
それが、Qチケの開始によって全区間でチケットレスでの乗車が可能になりました。
仙台 – 八戸間、八戸 – 本八戸間をQチケを用いチケットレスで乗車できます。
Qチケの使い方
Qチケの購入はえきねっとサイト・アプリ両方でできますが、利用はえきねっとアプリでのみできます。
今回は、購入から利用までアプリを利用する方法を紹介します。
まず、Qチケの購入から。といっても、普段からえきねっとを利用している人はいつも通り購入できると思います。
まずは乗車駅と降車駅を入力します。
今回は八戸線 八戸 – 本八戸間を購入します。
出発駅に八戸、到着駅に本八戸を入力。そのほか乗車日も指定します。(1枚目)
次に乗る列車を選択します。(2枚目)
今回は普通列車なので何も書いていませんが、特急や新幹線の場合グリーン車・グランクラスなどを指定できます。(3枚目)
申込内容の確認をします。(4,5枚目)
注意事項として、Qチケは乗車日以外に購入した場合、QRコードは乗車日当日の朝5時から表示できるようになります。(6枚目)
注意事項を確認したら購入完了です。(7枚目)
次に使い方について。
使い方が若干ややこしいところがあるので、詳しくはこちらから確認してください。
使い方は4つあり、それぞれ駅によって使い方が決まっています。
今回の八戸 – 本八戸駅間では、八戸駅は自動改札があり、本八戸駅は有人改札です。
自動改札の場合はQRコードを表示し、QRコードリーダーにQRコードをかざすことで入出場できます。
有人改札は?という話ですが、「セルフチェックイン・チェックアウト」という方法で入出場します。
有人改札の場合、QRコードを見せる必要はなく、スマホ側で入出場操作を行い、その画面を駅員に見せるという方法で入出場します。
QRコード画面に”利用開始”や”利用終了”というボタンがあるので、入場・出場する駅でそのボタンを押し、入出場画面を表示させ駅員に提示します。
これで有人改札の入出場ができるわけです。
どの駅でどの方法で入出場するかは各駅の駅情報から検索できます。
使ってみての感想
まず最初に思ったのは、やっとキャッシュレスで乗れるようになったかというところです。
Suicaで乗れるのが気軽でベストだとは思いますが、第三セクターが運営する路線などが乗り入れしているとどうしても事情があって導入が難しかったりするのかなぁと考えます。
また、最近報道でもあるようにSuicaの導入費・維持費が高く、赤字の路線への導入が厳しいといった背景もあると思います。
今回開始されたQチケは見た感じ従来の改札に後付けでQRコードリーダーを設置したという雰囲気だったので導入コストが抑えられているのではと感じました。
また、海外からの旅行客などが、えきねっとからクレジットカードで決済ができるというのはかなり利便性が高くなるのでは?とも思いました。
個人的にも、これまで現金しか使えなかったということで敬遠していたところもあるので、このサービスはとても画期的で利便性が高くなるなと感じました。
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